
自然の音をテーマとする日本発のプロジェクト「Soundnesia(サウンドネシア)」は、LP盤アナログレコード『Nami』を7月23日(木)に発売。同作は、サウンドアーティストの川崎義博氏が世界中で録音した波音、全5曲を収録したもので、価格は5,500円(税込)。Soundnesiaオンラインショップにて販売している。
世界を旅して集めた5つの波音
今回発売される『Nami』は、日本人フィールドレコーダーの草分け的存在として知られるサウンドアーティストの川崎義博氏を迎え、同氏が世界中の浜で録音した波の音をもとに制作された。ジャケット写真には、写真家の故・前田真三氏による海の写真が用いられ、アートディレクションは孫の前田景氏が手掛けた。
「Soundnesia」には、川崎氏がカリブ海から奄美大島まで、世界中を旅して録音した全5曲が収録されている。川崎氏は日本のフィールドレコーダーの草分け的存在として知られる。1990年の衛星音楽放送「St.GIGA」開局にプロデューサーとして参画し世界各地をフィールドレコーディングしたほか、1997年にはリアルタイムサウンド配信サイト「SoundExplorer」を手がけるなど、サウンドに関するさまざまなメディア開発や芸術作品の制作に携わってきた。

収録曲には、それぞれの土地の物語が込められている。
「カリブ海の波」は、川崎氏が子どもの頃に何度も読んだという冒険小説『ロビンソン・クルーソー』のロケーションモデルとして知られるカリブ海のトバゴ島とその周辺で録音。
「コパカバーナの波」は、リオデジャネイロの一大観光地、コパカバーナの浜で早朝に録音された大西洋からの大きな波の音。
「フィジーの波」は、珊瑚礁に囲まれた平和な浜辺の、静かな夜の波音。
「バリ島の波」は、自然と人の精神が繋がるバリ島の旅の途中でたまたま立ち寄った、静かで気持ち良い砂浜で録音。
「奄美大島の波」は、毒蛇のハブによって人の立ち入りから守られてきた森の奥深くにある秘密の浜辺で録音。寄せては返す、ゆっくりとした波の音。
波音は物語。聴く人の物語であり、その土地の物語であり、人と海との繋がりであり、太古の海との繋がりでもある。波音を聴くうちに自らに深く入り込み、揺られ、どこかへと漂う。そんな思いが込められた一枚だ。
「Soundnesia」について

企画制作を手掛けた「Soundnesia」は、「自然音」をテーマに、自然と人の心地よい関係を創造する日本発のプロジェクトである。
公式ウェブサイトでは、各地の自然の「いま」の音「Live Sound」を無料でリアルタイム配信しているほか、貴重な自然環境のサウンドスケープ「音景」などを公開している。
さまざまな土地の波の音を聴き比べて、自然に思いを馳せてみては。
■Nami
フォーマット:LP盤アナログレコード
価格:5,500円(税込)
発売日:7月23日(木)
Soundnesia オンラインショップ:https://shop.soundnesia.com
Soundnesia公式HP:https://soundnesia.com
(R.I.)